2026-11-04 日刊G醫t(2026-11-04)

日刊G醫t

一次情報に基づく医療・薬事・制度の客観的ファクトニュース

デスクの眼

前日、厚生労働省が歯科衛生士検討会の中間報告と就業数推計を公表した。日本婦人科腫瘍学会が厚労省の警鐘レポート通知を掲載し、日本集中治療医学会がメール障害の継続を発表した。日本臨床検査医学会が専門医二次審査の承認者を公表し、日本緩和医療学会が看護師教育プログラムの案内を掲載した。また、日本核医学会が研究会の開催案内を掲載し、大学病院医療情報ネットワークが研究員公募情報を更新し、日本老年医学会が研修案内を追加掲載した。

行政・制度 厚生労働省 - 新着情報

厚労省、歯科衛生士検討会の中間報告を公表 34年の就業数を推計

厚生労働省は前日、同省Webサイトで令和8年11月2日付の「歯科衛生士の業務のあり方等に関する検討会 中間報告」および大臣会見概要を公表した。中間報告では、2034年における将来の就業歯科衛生士数の推計などが示された。

選定理由厚生労働省が「歯科衛生士の業務のあり方等に関する検討会 中間報告」および大臣会見概要を公表し、2034年における就業歯科衛生士数の推計値や高齢者医療費・高額療養費パブコメ等に関する質疑内容など多岐にわたる重要な行政情報を示したことを評価し、本日の1面トップとして選定しました。

厚生労働省が公表した「歯科衛生士の業務のあり方等に関する検討会 中間報告」(令和8年11月2日付)によると、令和6年時点の就業歯科衛生士数は149,579人(免許登録者の45.8%)で、約9割が歯科診療所に勤務している。近年の就業者率で推移した場合、2034年の就業歯科衛生士数は約18万4,000人〜18万7,000人に達すると推計された。また、20代〜50代の就業率が上昇した場合には約18万9,000人〜24万6,000人に拡大する試算も示されている。 出典

同日付けで掲載された大臣会見概要では、高齢者の医療費窓口負担見直しや高額療養費制度の省令改正パブリック・コメントに関する質疑応答が記録されている。 出典

解説 厚生労働省が公表した「歯科衛生士の業務のあり方等に関する検討会 中間報告」では、歯科衛生士の業務のあり方や必要数等に関する具体的な検討が行われており、2034年の就業歯科衛生士数の需給推計が示されました。本紙の確認点として、他医療分野と同様に歯科分野においても業務効率化を進めることが必要とされる中で、2035年までの指導管理等のニーズの増加を見据え、テクノロジーの活用等による業務効率化・生産性向上の取り組みがどのように反映されているかどうかの確認が望まれます。 出典

同じ内容の更新: 厚生労働省 出典

注目の記事

安全・感染症 日本婦人科腫瘍学会 - 会員・医療関係の皆様へ

厚労省通知「警鐘レポートNo.7」を掲載 日本婦人科腫瘍学会

日本婦人科腫瘍学会は、厚生労働省医政局医療経営改革課長からの10月22日付通知「医療事故の再発防止に向けた警鐘レポートNo.7の公表について」を会員向けに掲載した。

日本婦人科腫瘍学会は2026年11月2日、厚生労働省医政局医療経営改革課から発出された令和8年10月22日付の通知「医療事故の再発防止に向けた警鐘レポートNo.7の公表について」(医政改発1022第2号)を掲載した。同通知は、医療事故調査・支援センターが公表した警鐘レポートNo.7「小児の急性腹症に関連した死亡」の内容を確認し、同様の事例の再発防止および発生の未然防止に向けた周知を求めるものである。 出典

同日付けの更新では、同学会ウェブサイト上のメニュー項目「見解・指針」が「見解・指針・注意点・留意点」という表記に変更された。 出典

解説 小児の急性腹症に関連する医療事故の未然防止に向け、該当する診療を行う医療機関では警鐘レポートNo.7の内容を確認し、院内の安全管理や救急対応体制の見直しに活用することが求められていると考えられます。 出典

学会・診療指針 日本集中治療医学会

日本集中治療医学会、メール障害が継続 急ぎの用件は電話連絡を呼びかけ

日本集中治療医学会は2026年11月2日、10月13日午前2時頃から発生しているメールサーバーの障害が継続中であると発表した。学会アドレス(@jsicm.org)での送受信ができない状態が続いており、復旧後のメール再送信や電話連絡を呼びかけている。

日本集中治療医学会は2026年11月2日、「【重要】本学会メールアドレス(@jsicm.org)の障害について(11月2日現在)」を掲載した。案内によると、2026年10月13日午前2時頃から発生したメールサーバーの障害により、学会のメールアドレス(@jsicm.org)による送受信ができない状態が継続している。学会側は障害発生以降に同アドレス宛てへ送信されたメールが届いていない可能性があるとして、復旧後の再送を求めている。急ぎの用件は事務局への電話(03-3815-0589)で受け付けるほか、学会の臨時アドレスからGmail宛てに送信したメールが迷惑メールフォルダに振り分けられる事例も案内している。 出典

解説 学会宛ての連絡が不達となっている可能性があるため、申請や問い合わせを行っている医療関係者は、急ぎの用件における電話連絡やメール復旧後の再送、Gmailでの迷惑メールフォルダの確認を行うことが望まれると考えられます。 出典

学会・診療指針 日本臨床検査医学会

第6回臨床検査専門医二次審査、17名が承認される

日本臨床検査医学会は、日本専門医機構から届いた2026年10月16日付の二次審査結果通知をウェブサイトに掲載した。一次審査に合格した17名全員が臨床検査専門医として承認された。

日本臨床検査医学会のウェブサイトに、日本専門医機構の今野弘之理事長から日本臨床検査医学会の柳原克紀理事長宛に送付された2026年10月16日付の通知「臨床検査専門医認定について」が掲載された。同通知によると、日本臨床検査医学会から報告された一次審査合格者17名について、日本専門医機構の専門医認定・更新委員会で二次審査を行った結果、17名全員が専門医として承認された。 出典

解説 承認を受けた17名の医師については、今後日本専門医機構および日本臨床検査医学会における正式な認定登録や認定証の交付手続きが順次進められるものと考えられます。 出典

学会・診療指針 日本緩和医療学会

日本緩和医療学会、大阪医薬大のELNEC-Jプログラム案内を掲載

日本緩和医療学会は、大阪医科薬科大学病院が主催する「ELNEC-Jコアカリキュラム看護師教育プログラム」の開催予定情報を公式ウェブサイトに掲載した。開催日は2026年12月5日と6日の2日間である。

日本緩和医療学会は、大阪医科薬科大学病院が主催する「ELNEC-Jコアカリキュラム看護師教育プログラム」の開催情報を公式ウェブサイトに掲載した。同プログラムの対象は臨床経験3年以上の看護師(日本看護協会クリニカルラダーⅡ相当)であり、参加費は2,000円とされている。会場は大阪医科薬科大学歴史資料館3階で、申し込みは同病院のがん医療総合センターホームページで行われる。また、サイト上からは2026年11月2日開催の日本学術会議公開シンポジウムに関する案内が削除された。 出典

解説 対象が臨床経験3年以上の看護師と規定されていることから、緩和ケアに従事する看護師の専門性向上や実務スキルの確認につながる機会になると考えられます。 出典

テーマ別ピックアップ

医療DX・電子カルテ

各分野の公表・改定

学会・診療指針

日本核医学会

日本核医学会、次世代PET研究会2027の開催案内を掲載

日本核医学会は2026年11月2日、「次世代PET研究会 2027 ~中谷財団長期大型研究助成 最終成果報告会~」の案内を掲載した。同研究会は中谷財団長期大型研究助成の最終成果報告会を兼ね、5年間にわたるWGI研究の成果を発表する。開催日は2027年1月22日、会場はQST千葉。参加申込締切は2027年1月8日で、事前の参加登録が必須であり、当日の受付は行われない。 出典

解説 本研究会への参加を検討する医療・研究関係者は、2027年1月8日の事前申込締切と当日受付不可の運用が明記されていることから、期日に余裕を持った参加登録の手続きを行うことが望まれます。 出典

日本老年医学会

日本老年医学会、他団体の研修・募集案内を追加掲載

日本老年医学会は公式ウェブサイトの案内情報を更新し、日本学術会議による「若手アカデミー候補者の募集(10/31締切)」、日本医学会のシンポジウム「AIの実臨床応用(10/24開催)」、日本医師会の「死亡時画像診断(Ai)研修会の開催について」を追加掲載した。一方で、2026年9月に掲載されていた「老人保健施設管理認定医の新規申請受付開始のお知らせ」や「高齢者栄養療法認定医の新規申請受付開始のお知らせ」など4件の記載を削除した。 出典

その他

大学病院医療情報ネットワークセンター(UMIN)

UMIN、医薬基盤・健康・栄養研究所の研究員公募など更新

大学病院医療情報ネットワーク(UMIN)は、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所による10月29日付の研究員公募や教職員公募、研究助成、臨床試験情報の更新一覧を掲載した。 出典

掲載された公募情報によると、国立健康・栄養研究所の産官学連携研究センター研究連携推進室では、日本版栄養プロファイリングモデルの社会実装や啓発研究を担う研究員1名を公募しており、締め切りは2026年12月25日となっている。臨床栄養研究センター栄養療法研究室でも、ヒューマンカロリーメーターを用いた検査やコホート研究のデータ集計等を担当する研究員1名を公募しており、締め切りは2026年11月27日となっている。このほか、広島大学大学院医系科学研究科の准教授公募の延長や、日本メディカルハーブ協会による研究助成情報が新たに追加された一方、島根大学や佐賀大学の教職員公募、複数の臨床試験情報の記載が削除・更新されている。 出典